新学期が始まる

勉強学生生活

通信制大学

後期授業が始まりました。

私が在学している大学は、通信制です。
現在、学び始めて2年目になります。

コロナの影響と言えるでしょうか。
通学制の学校でも、オンラインやオンデマンドの授業形態が当たり前になったと思います。
5年、10年前には、あまり考えられなかったこと。

確かに、自分が知りたい関心を持ったことに対して、
動画サイトにアクセスすれば、わずかな時間で「なるほど!」と思わせてくれる、
そんな日常になっています。

動画を何回も繰り返し見ることも出来るし、
必要なところだけじっくりと見たり、
倍速を利用したり、ピンポイントで情報をもらうことも可能。

そして、学校などその場に行かなくても、学ぶことができる。

なんて好都合なんでしょう。

なのに、学ぶ環境に対して今までずっと感じていたのは、まったく逆の考え。

自分が通信制で学ぶ状況のリスクとしてあったのは、
・今までの経験がある対面での授業の方が、修得するのにはいいのではないか?
・通学しないので、ひとり孤独な状況で、『やる気』を継続するのが難しいのでは?
この2点だったと思います。

でも、最近の日常を思い返すと、動画から学ぶこともしばしば。
学ぶのに『対面』でなくても、自分にもできるのではないかという気持ちになりました。
抵抗感や思い込みを払拭し、長年とどまっていた一歩をやっと踏み出すことに。

時代や、自分の置かれた環境、いろいろなものが絡み合って。
やっと、すんなりと受け入れられるようになったような気がしました。

前でも後でもないー「今だ!」と。

学歴コンプレックス

study

元々はコンプレックスから、いつか学位を取得したいと思っていました。

高校時代に、4年生大学への進学を母親に相談したところ、却下されました。
理由は学費面でした。
下に妹弟がいる為、3人分は無理との考え。
そんな中で、私に許されたのは2年間の短大に通うこと。
もちろん、2年分の学費を出してくれたことに感謝しつつ。
妹は専門学校の3年間、弟は大学院まで通った結果もあり、
心に、ちょっと引っかかりのようなものを抱えていたのも確か。

いつかまた『学生』時間を、作りたいなぁと思ってきました。

子どもたちと共に

読書

結婚、出産を経て、今はまた会社員をしています。

子どもたちを育てながら、まだ小さかった頃、
大きくなった子どもたちに意思があるならば、
絶対に学びの場を奪わないようにする・・・
そんなことも思いながら、日々過ごしていたように思います。
もう何年も前の事です。

学校だけが、学びのある場所ではありませんが、
そういった環境、時間を希望するならば、私は与えたい、奪いたくないと思うのです。

3人の息子たちも、社会人、大学生になり、
やっとこの自分の思いを達成できたように思います。

自分の大学入学は、もし出来たとしても一番下の子が卒業してからかなと、何となく思ってきました。
でもその前に、「今だ!」と思えたおかげで、
違う大学ではありますが、現在、同じ『大学生』生活を送っています。
彼は4年生、私は2年生?で、学生トークが出来て、
ちょっと不思議な感覚であり、またとても楽しい会話になっています。

ー「後期の単位、どれ取ろう?」
ー「レポートの指定文字数、こんなに多くて、私にかけるかなぁ」
ー「1年生の時の基礎的内容の参考書とか持ってる?」
例えば、私のそんな投げかけにも、いろいろと返してくれます。

彼は気づいていませんが、私の大学での学び継続に、ひと役買っている息子。

「ありがとう!!」

さて、後期は

居眠りする学生

自然環境について、気になるのに知識がなくて。
他のことも出来るだけ幅広く、いろいろなことを。
基礎の基礎から、ゆっくり学びたい、学びなおしたいと思っています。

後期は4科目登録しました。
前期までは、関心が強いところから、取っていったので、
その前の科目をすっ飛ばしてしまった感があったので、
改めていちから始める気分です。
ゆっくりゆっくり・・・

昨日から、実際の学習期間が開始しました。

登録したうち1科目は、12月に対面で授業を受けてくる予定です。
3科目は、教科書と動画で進めていきます。
少しずつ、前進していく予定です。

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